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松浦拓也-Takuya Matsuura
1991年愛知県出身。名古屋学芸大学大学院メディア造形研究科修了。在籍時から音、光を波動として捉え、写真を用いて可視化する作品制作・研究をしている。同大学の助手として映像教育に携わりながら制作も継続した。キヤノンが主催する写真新世紀2016にて優秀賞を受賞するなど、精力的に活動の場を広げている。また、2017年より”sonicphotogram project” として音楽イベントと写真ワークショップを掛け合わせた”Night Developing”を主催している。現在はドイツ、ベルリンを拠点に活動中。
現代に於ける美術作品の多くは、多様なメディアの垣根を越えて構成されており、それは写真を扱った作品も同様である。デジタル加工した写真はCGなのか。ディスプレイに出力したものや、プロジェクターで投影した写真は静止画の枠を超えた映像作品とも呼ぶべきなのか。紙媒体に印刷したものだけが写真なのか。現在の写真は、その定義が実に曖昧で、様々な領域を横断し得るメディアとも言えるのではないか。私の作品制作のベースとして、「写真メディアを介す」という方法論がある。従来からの「写真」という概念に捉われず、写真と音を組み合わせた作品に新たな表現の可能性があるのではないかと考えおり、また両メディアを組み合せた作品はこれから発展できる領域なのではないかと感じている。
Biography
2016 名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科 専任助手
2016 名古屋学芸大学 大学院メディア造形研究科 修了
Award winning
2016 「音響写真」キヤノン「写真新世紀2016」_優秀賞受賞
Exhibition
2024 「Die Bewusstseinsschwelle zur Resonanz」_KAME Japanese Bites, ベルリン ドイツ
2017 「Sonic photogram -音の定着-」_Lights Gallery,愛知 日本
Group Exhibition
2018 「sonic photogram」点と線 -つながり-_刈谷市総合文化センターギャラリー,愛知 日本
2017 「音響写真」n-ex[is]tーnext is [-]_nuas gallery,愛知 日本
2016 「音響写真」キヤノン写真新世紀2016東京展_東京写真美術館, 東京 日本
2016 「クラドニ現象とフォトグラムを組み合わせた音響写真の試み」日本映像学会中部支部研究会_名古屋学芸大学, 愛知 日本
2016 「音響写真」第11回名古屋学芸大学卒業・修了制作展_愛知県美術館, 愛知 日本
2015 「音響写真」写真の散歩道_名古屋テレビ塔, 愛知 日本
2015 「音響写真」定着する記憶 - 古典印画技法の再思考 -_名古屋市市政資料館 第2・3・4・5 一般展示室, 愛知 日本
2015 「音響写真」”フォトゼミ”第2回OB・OG写真展 HOME GROUND2015_名古屋市民ギャラリー, 愛知 日本
2014 「her everyday backgrounds」_ion_spazio rita, 愛知 日本
2014 「Horizon Time Line」第9回名古屋学芸大学卒業・修了制作展_愛知県美術館, 愛知 日本
2013 「Horizon Time Line」紙技京都2013_京都国立博物館茶室「堪庵」, 京都 日本
2013 「彼方も」群れる羊_アートラボあいち, 愛知 日本
2013 「Artist Portrait」まなざしのはこ_アートラボあいち, 愛知 日本
2012 「成人胎児」 第9回名古屋学芸大学ゼミ展_名古屋学芸大学, 愛知 日本
Events
2024 „Fünf Sinne”_KAME Japanese Bites, ベルリン ドイツ
2019 Night Developing#05_Club mago, 愛知 日本
2018 Night Developing#04_Club mago, 愛知 日本
2018 Night Developing#03_Club mago, 愛知 日本
2017 Night Developing#02_Club mago, 愛知 日本
2017 Night Developing_KD japon, 愛知 日本
2013 vivid vol.2_KD japon, 愛知 日本